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「AQUOS R」に感じた“柔らかさ”

「AQUOS R」は“シャープのフラッグシップ”として3キャリアの発表会に先駆けて4月に披露されたAndroidスマートフォンだ。4月の時点では、一新されたデザインこそ気になったものの、新要素のHDRコンテンツ対応やくるくる回る充電台「ロボクル」にはあまり鮮烈な印象を抱きませんでした。一方で、チップセットはSnapdragon 835、メモリ4GBとこの夏のハイエンドらしい選択です。そしてストレージに読み書きが高速なUFSを採用と言及されたあたりに、堅実なスペックアップを図っているのだろうと期待を持っていたのです。Twitterやらニュースサイトやら、スマートフォンでスクロールする機会が多いと、“倍速駆動”のIGZOディスプレイなら快適になるだろうかと考える人も多いでしょう。話しかけるアシスタント「エモパー」も興味深いところです。倍速IGZOにしてもエモパーにしても、実際に常用しないと、その効果は実感できないように思えるのです。今回は筐体のデザインをあまり意識せずに購入したのですが、かなり気に入ってしまいました。ツヤツヤした質感の筐体は落としそうで不安になるのだが、側面の尖った部分が絶妙にひっかかり、小指で支える持ち方ですっぽりと手に収まります。「陶器をイメージした」という背面の質感も、片手持ちで支えた指への感触がよく、滑らかにすべるのです。倍速IGZOは強烈な先進感を感じる機能ではありませんが、自然に手に馴染む動きが心地いいです。エモパーのフフッと笑わせてくるような会話も柔和なイメージを与えます。

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